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Googleフォームでシフト希望を集める方法|質問例・月間の作り方

Googleフォームでシフト希望を集めるには、従業員ID・対象期間・勤務可否・勤務可能な時間を質問にし、回答者用リンクを配ります。月間で早番・遅番が決まっているなら日付×勤務区分のグリッド、日ごとに時間が違うなら日付別の質問が候補です。一日ずつ何度も送ってもらう前に、スタッフが一度で答える構成と管理者の整理方法を決めましょう。

編集:シフトエンジン。参照した公式資料と確認日は本文末尾に掲載しています。

実際に試す・記入する

最初は一日一回答で試す

まず「早番・遅番など決まった枠を選ぶ」「日ごとに時刻を入れる」「短期間だけ一日一回答で試す」のどれかを選びます。月間の作成例は後半に掲載しています。下の一日一回答は、回答を一人一日一行にそろえるための試行例です。

日付・開始・終了を日ごとに集計したい場合、一回答を一人一日とする設計が分かりやすくなります。ただし一か月分を何度も送る負担があります。短期間の試行用とし、月間では日付ごとの質問や専用の希望表と比べて選んでください。

最初は一日一回答で試す
質問形式の例説明
従業員ID記述・必須名簿と照合できるID
対象日日付・必須希望する勤務の日
勤務可否選択式・必須可・不可・未定
開始/終了時刻勤務可の場合に回答
確認予定日記述未定の場合だけ記入

公開前にスタッフ役で一件送る

フォームのタイトルへ対象期間と店舗名を入れ、説明に「希望は確定勤務ではありません」と書きます。一日一回答の設計で「回答を1回に制限」を有効にすると、複数日の送信ができないため、設計と設定を合わせます。Googleは回答者向け公開と共有の手順を案内しています。

月間一回答の構成で重複を抑えたい場合は「回答を1回に制限する」も候補ですが、その設定ではGoogleアカウントへのログインが必要です。ファイルアップロードの質問にもログインが必要になります。全員が同じ条件で回答できるか、職場・学校アカウントの管理制限も含めてテストしてください。

  1. 空のフォームに上の質問を作る。
  2. 勤務可の場合に必要な時刻の説明を入れる。
  3. 回答者向けに公開し、編集用ではないリンクを取得する。
  4. スタッフ役の端末から可・不可・未定を一件ずつ試す。
  5. 店長役が回答を見て、誰の何日の条件か判別できるか確認する。

この節の参照資料:Google「フォームを公開して回答者と共有する」 / Google「フォームの質問の形式を選択する」

回答先のスプレッドシートを作る

Googleフォームでは回答の保存先としてスプレッドシートを選べます。回答タブから保存先を設定し、テスト回答が行として追加されるか確認します。自動で表へ入ることと、勤務が確定することは別です。

月間を一回で送るフォームでは、一人分の複数日の回答が同じ回答行の別々の列に入ります。一日一回答のように日付ごとの行へ自動整理されるわけではありません。原本は管理者用として残し、必要な日付・区分・時刻を作成用一覧へ整理します。

この節の参照資料:Google「フォームの回答の保存先を選択する」

三件の回答を送って、整理後の形まで確認する

試行では、従業員ID、対象日、可・不可・未定の区分、開始時刻、終了時刻、未定の場合の確認予定日を用意します。ID、日付、区分は回答に必要な項目とし、時間欄は勤務可の場合に記入するよう説明します。不可の人へ開始・終了を必須にすると、送信するためだけに適当な時刻が入るため、質問の必須設定と区分の扱いをそろえます。

架空のS001は10月3日17〜20時が可、S002は10月3日が不可、S003は同日が未定で9月23日に回答予定、という三件を送ります。回答先では三行になること、不可の行に時刻がなくても意味が分かること、未定の行を勤務可として数えないことを確認します。送信できたという表示だけでなく、管理者が次の作業へ使える形かを検査します。

この三行から作成担当へ渡す一覧は、S001が候補、S002が対象外、S003が確認待ちです。S003の回答予定日を管理し、回答が来たらその日の条件を更新します。フォームの回答シートをそのまま確定表として配るのではなく、受付した条件を整理してから配置を作る順序にします。

この簡単な構成では、勤務可を選んだ人が時間を省略しても、説明文だけで送信を自動的に止めることはできません。例えばS004が10月3日「可・16:00開始・終了空欄」と送った場合は確認待ちへ分け、「終了は何時まで可能ですか」と確認します。本人から20時と回答があり、原本と反映記録を残して16〜20時へ補完した後に配置候補へ移します。時間未記入を終日可と扱わない点が、この構成で必要な管理者の確認です。

三件の回答を送って、整理後の形まで確認する
テスト回答回答内容作成担当の整理結果
S001・10/3可・17:00〜20:00配置候補。勤務未確定
S002・10/3不可・時刻空欄当日の配置候補へ入れない
S003・10/3未定・9/23に回答予定確認待ち。9/23に追加確認
S004・10/3可・16:00〜終了空欄確認待ち→本人の20時回答を記録→16〜20時の候補

質問を増やす前に、送信の負担を測る

一日一回答は日付ごとの行を作りやすい反面、30日分を答えるには繰り返しが多くなります。短い試行で、スタッフ役に三日分を入力してもらい、同じIDを何度も入れることや送信後に戻る操作が負担にならないかを確認します。管理者側の集計が楽でも、提出が続かなければ運用としては完成しません。

月間で使う場合は、一回答に複数日の質問をまとめる方法や、専用の希望表も比較します。その場合は一回答一行になるため、後の整理方法も変わります。入力側を簡単にした結果、管理者が時刻を毎日転記する必要が出るなら、その時間も試行で測ります。どちらか一方だけを最短にするのではなく、提出から配置までの全体で選びます。

公開前には管理者ではない回答者としてリンクを開き、必要な権限で回答できることを確かめます。回答を一回に制限する設定は一日一回答の設計と両立しないため、初期設定のまま使わず、対象期間の回答方法に合わせて確認してください。

月間運用では送信回数も評価する

20人が30日分を一日ずつ送ると最大600回答です。細かく集計できても入力負担が大きいため、勤務可能日だけを回収する運用なら、回答のない日をどう扱うか別に明示する必要があります。未回答を不可に決めつけないでください。

最初の試行で送信回数、入力に迷った質問、時刻の欠けた回答を数えます。負担が高ければ、個人用の月間希望表や日付ごとの選択項目に変え、表への変換作業も含めて比べます。

月間の早番・遅番は、日付×勤務区分のグリッドで集める

決まった勤務枠を一つ選んでもらうなら、「選択式(グリッド)」の行を対象日、列を勤務区分にします。次は11月前半のうち三日分を示した架空の例です。残りの日付も同じ要領で追加し、後半は別の質問に分けるとスマートフォンで確認しやすくなります。

列は「早番のみ可」「遅番のみ可」「どちらも可」「不可」「未定」のように、可能な範囲を区別します。「どちらも可」は両方の勤務を連続して希望する意味ではなく、いずれかに対応できる意味と説明します。早番・遅番の開始終了は説明欄へ実際の時刻で記載してください。

選択式グリッドは一行につき一つの列を選ぶ形式です。各日を必ず回答してもらうなら「各行で1つの回答を必須にする」を設定し、「未定」も選べるようにします。「1列につき1件の回答に制限」は有効にしません。同じ早番を複数の日に選べなくなるためです。日付の行順も固定します。

月間の早番・遅番は、日付×勤務区分のグリッドで集める
対象日S001の回答例管理者の読み方
11/1早番のみ可早番の候補。勤務は未確定
11/2どちらも可早番または遅番の候補。両方への配置を意味しない
11/3未定11/3を勤務可として数えず、回答予定日を確認
  1. 空のフォームに、従業員IDと対象期間の質問・説明を作る。
  2. 選択式(グリッド)を追加し、行へ11/1、11/2、11/3などの日付を入れる。
  3. 列へ早番のみ可・遅番のみ可・どちらも可・不可・未定を入れる。
  4. 必要なら各行の回答を必須にし、列ごとの件数制限は付けない。
  5. 未定の日がある人向けに「対象日と回答できる予定日」の記述欄を追加する。
  6. スマートフォンから三日とも早番を選び、同じ列を繰り返し選択して送信できるか確認する。

この節の参照資料:Google「フォームのルールを設定する方法」

勤務可能な時刻が毎日違うなら、日付別の質問を複製する

「月曜は17時から、火曜は14時まで」のように時刻が異なるなら、日付ごとに勤務可否・開始・終了をまとめます。一人が月間を一回で送る構成ですが、質問数が増えるため、まず一週間分で試し、月前半・後半を分ける方法も比較してください。

各日に「可・不可・未定」の選択式を置き、開始時刻と終了時刻を時刻形式で追加します。不可・未定でも通過できるようにする単純な構成では時刻欄を必須にせず、「可なのに時間がない」回答を管理者が確認待ちへ分けます。可否に応じてセクションを分ける構成は別の設計が必要で、説明文だけで条件付きの入力必須にはなりません。

一日分の質問またはセクションを複製し、見出しと説明の日付を必ず直します。二日分をテストし、最初の日は不可・時刻空欄、次の日は可・17:00〜20:00として送信します。回答シートで別の日の時刻を取り違えないか確認してから残りの日付を作ります。

記入例・数式
【11月3日の勤務希望】
勤務可否:可/不可/未定
開始可能時刻:勤務可の場合に入力
終了可能時刻:勤務可の場合に入力
未定の場合:回答できる予定日を記入

記入例:11月3日 可、17:00〜20:00
勤務不可の例:11月4日 不可、時刻は空欄
未定の例:11月5日 未定、10月28日に回答予定

この節の参照資料:Google「フォームの質問の形式を選択する」 / Google「フォームを編集する」

LINEで送る案内文と、公開前の権限チェック

LINEやメールで配るのは回答者用リンクです。フォームの編集用リンクや回答スプレッドシートを、回答者全員へ渡す必要はありません。本人確認が必要な運用と入力負担を減らす運用を混同せず、回答可能なユーザーの範囲とログイン条件を決めます。

「結果の概要を表示する」を有効にすると、回答可能なユーザーが他の回答内容を見られる場合があります。他人の勤務希望まで共有する必要がなければオフの状態を確認します。フォームと回答スプレッドシートは権限管理が別なので、作成担当を変更したときは両方の共有先を点検してください。

以下は月間一回答用の案内例です。対象日・締切・回答先を書き換えて使います。提出後の変更方法は、回答編集か訂正窓口かを決めてから案内へ追記します。未提出者の名前や私的な希望理由を全体チャットへ掲載しない運用にします。

記入例・数式
お疲れさまです。11月1日〜30日のシフト希望を集めます。
締切:10月25日(日)18:00
回答先:[回答者用フォームのURL]
各日の勤務可否・可能な時間を回答してください。未定の日は回答できる予定日もお願いします。
このフォームは一人一回で月間分を回答する形式です。
希望の提出だけで勤務は確定しません。
訂正・入力が難しい場合:[担当者と連絡先]へ個別に連絡してください。

この節の参照資料:Google「フォームを公開して回答者と共有する」 / Google「フォームの回答の保存先を選択する」

参考資料・記事について

公式資料の機能説明・制度案内を参照し、手順と記入例は当サイトで作成しています。想定例・試算は実在する店舗の実績ではありません。制度やサービスの条件は変更される場合があるため、参照先の最新情報もご確認ください。

よくある質問

Googleフォームで一か月分のシフト希望を一度に集められますか?

集められます。勤務枠が決まっている場合は日付×区分のグリッド、日ごとに時間が違う場合は日付別の質問を用意する方法があります。一人分が回答シートの一行にまとまるため、日別の配置に使う整理工程も確認してください。

早番・遅番の両方に対応できる日はどう選びますか?

一日一つを選ぶグリッドなら「どちらも可」という選択肢を用意し、早番または遅番のどちらかに対応できる意味と説明します。一日に両方の勤務を割り当てる意味とは区別します。

スタッフにGoogleアカウントは必要ですか?

回答を1回に制限する設定やファイルアップロードの質問などではログインが必要です。公開範囲や組織の管理制限も影響するため、アカウント不要と決めつけず、実際の回答者の条件でリンクを開いて確認します。

フォームを作れば自動でシフトが組めますか?

この方法は希望の回収までです。必要人数や担当業務を確認して配置を決め、確定表を通知する工程が別に必要です。

未定や未回答は勤務不可として扱ってよいですか?

自動的に勤務可・不可のどちらにも決めません。未定は回答予定日を確認し、未回答は名簿と受領記録を照合して本人へ確認します。フォームの空欄を終日可として配置しないようにします。

次に確認したいこと

記入例付きのシフト希望表を使う

関連する解説や記入例を、ご自身の確認したい内容に合わせてご利用ください。