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店舗のスキルマップを作る|レジ・開閉店の担当を見える化する

出勤者の中に誰がいるかで、できる仕事は変わります。単独対応・補助付き・未経験を分け、特定の人に頼りきっている業務を見つける表の作り方です。

実際に試す・記入する

職位ではなく業務単位で記録する

社員なら全部できる、アルバイトなら補助だけ、と決めつけず、実際の業務で確認します。最初はレジ、返品対応、開店、閉店、品出しなど五項目程度に絞ります。評価基準が曖昧なまま点数を増やさないでください。

職位ではなく業務単位で記録する
スタッフ通常レジ返品対応閉店処理
A単独可単独可単独可
B単独可補助付き補助付き
C補助付き未経験未経験

「できる」の確認方法をそろえる

J-Net21のOJT解説は、教示・模範・実習などの方法と、指導・フォローの重要性を説明しています。スキル表でも一度説明しただけで単独可とせず、実際の作業を確認する基準を作ります。

この節の参照資料:中小機構 J-Net21OJTの進め方

表から一人に依存する業務を探す

例では閉店を単独でできるのがAだけです。Aの休みに無理に勤務を入れる前に、Bの習得計画や責任者の支援を検討します。「補助付き」の人を配置する日は、補助できる人も同じ時間に必要です。

  1. 各業務の完了条件を一行で書く。
  2. 本人の経験と担当者の確認を合わせて記入する。
  3. 単独担当が一人しかいない列を探す。
  4. 育成する人・指導者・確認日を決める。
  5. 習得を確認してから表と配置条件を更新する。

Bさんを閉店へ配置する前に確認すること

表ではBさんの閉店処理は補助付きです。Aさんと同時に勤務していても、Aさんが別の対応で離れる予定なら、必要な補助を受けられない時間が生まれます。閉店へBさんを入れる際は、補助担当Aさんの時間も確保し、どの作業まで一人で進めてよいかを確認します。二人の名前が表にあることだけでは十分ではありません。

確認する作業を、手順書の順に説明できる、実際に実施できる、例外を自分で判断せず適切な相手へ確認できる、と分けます。通常の操作が一度できたから例外対応も単独可とせず、どの範囲を確認したかを記録します。例えば通常の締めは確認済み、差異発生時は責任者へ連絡、という状態なら、配置時に必要な支援が分かります。

練習後は本人と確認者で未確認の項目をそろえ、次の練習内容を一つ決めます。スキル表の欄を単独可へ変える前に、確認日と根拠を残します。指導者によって基準が違う場合は、点数を平均するより、実施した作業と残る条件を照合する方が配置へ使いやすくなります。

一人しかできない仕事を、育成計画へつなぐ

閉店がAさん一人に集中しているなら、勤務回数を調整するだけでは根本の制約が残ります。Bさんが補助付きでできる作業を確認し、次の研修で単独確認する項目を決めます。研修中にAさんが売場を離れるなら、その売場を担当する人も配置へ含めます。

新人Cさんについては、通常レジの補助が必要な状態で一人のレジ要員として固定しないようにします。任せられる部分を明確にし、支援できる人が同じ時間にいる案を作ります。雇用形態や在籍年数で一律に判断するより、確認した業務単位で考える方が、本人にも次の目標を説明できます。

新しい機器や手順が入ったら、以前の確認をそのまま使えるか見直します。更新日が古いことだけで技能を否定するのではなく、変更された作業について再確認する形にします。表は評価を固定するためではなく、必要な支援と育成を配置へ反映するために使います。

更新日を残して、古い評価を固定しない

新しいレジ操作や返品ルールが入った場合、以前の単独可がそのまま使えるか確認します。確認日と確認者を残し、本人が訂正や再確認を相談できるようにしてください。

この表は配置と育成のための記録です。公開ランキングにせず、必要な担当者で管理します。細かな不得意事項を全員のシフト表へ載せる必要はありません。

参考資料・記事について

公式資料の機能説明・制度案内を参照し、店舗向けの手順と記入例は当サイトで作成しています。想定例・試算は実在する店舗の実績ではありません。

よくある質問

点数で1〜5にした方がよいですか?

点数の意味が共有できるなら使えますが、最初は単独可・補助付き・未経験の方が配置判断に結び付きやすい場合があります。評価段階ごとの行動基準を明確にします。

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