Excelシフト表の月を自動で切り替える|月末と前月入力の確認
31日ある月の表を2月へコピーすると、月外の日付や前月の入力が残りがちです。月初の日付を基準に月末まで表示する式と、更新時の確認手順を紹介します。
基準日は年を含む日付で置く
B1に2026/9/1を日付として入力します。B3からAF3まで31日分の見出しを作る練習例です。「9月」の文字列だけを基準にせず、年も含めて入力してください。既存の配布テンプレートとは別の作成例です。
EOMONTHで月末を判断する
EOMONTHは指定月の末日を返します。B3へ基準日を入れ、C3から右は翌日が月末以内かを確認して表示します。C3の式をAF3までコピーします。
B3:=$B$1
C3:=IF(B3="","",IF(B3+1<=EOMONTH($B$1,0),B3+1,""))
B3:AF3の表示形式:d| B1 | 月末表示の確認 |
|---|---|
| 2026/9/1 | 30日まで。31日欄は空欄 |
| 2026/2/1 | 28日まで |
| 2028/2/1 | 29日まで |
この節の参照資料:Microsoft「EOMONTH 関数」
日付の変更と勤務の消去は別の処理
この式は見出しの日付だけを変えます。勤務欄や必要人数は消えません。前月の確定版を保存し、新しいファイルで入力欄を消してから年月を変更します。数式のある見出しや集計欄まで一括削除しないよう、入力範囲を明確にしてください。
- 確定済みの前月ファイルを別名で保存する。
- 新月用コピーの勤務・希望・必要人数を消す。
- B1を新しい月の1日に変更する。
- 月末と月外の欄を確認する。
- 月外の列に値が残っていないことを点検する。
9月の表を、2月へ変えて動きを確認する
B1へ2026年9月1日を入れると、B3は1日、C3は2日となり、右へ一日ずつ増えます。表示形式をdにしても、内部には年月日が残っています。見た目の1や2を直接入力する方式と違い、曜日判定や月末の確認にも同じ日付を使える点が、この作り方の利点です。
C3の式は、左のセルが空欄なら空欄を返し、空欄でなければ翌日が月末以下かを確認します。月末を超えると空欄になるので、その次のセルも空欄を維持します。右へコピーすると左隣の参照だけが移り、基準月B1は固定されます。コピー後に数式を一つ選び、基準月が別のセルへずれていないことを確かめます。
B1を2026年2月1日へ変え、28日まで表示され、その先が空欄になるかを見ます。続いて2028年2月1日へ変え、29日まで出ることを確認します。30日や31日の月だけで検査すると、短い月の停止条件が正しく動いているか分かりません。試行用コピーで複数の月を切り替えてから原本へ採用します。
日付が直っても、前月の勤務は残る
この式が変更するのは日付の見出しです。下に入力した早番や休日、必要人数を消す処理は含まれていません。9月から10月へ変えた直後に同じコードが残っていても、10月の希望から作られた予定ではないため、そのまま確定表として配布しないようにします。
新月を作るときは、前月のファイルを保存し、別名のコピーで入力欄を消します。日付の式や集計欄までまとめて削除しないよう、消す範囲を手順書に記載します。年月変更後は月初と月末、スタッフ名、必要人数、残ったコメントを順に確認すると、前月の情報の消し忘れを探せます。
また、月初日以外をB1へ入れると、表が月途中から始まります。基準セルには必ず対象月の1日を入れると案内し、表示される最初の日付を確認してください。見た目を月だけにして基準日を隠すより、入力時は年と日も確認できるようにしておく方が誤りを見つけやすくなります。
一度だけ2月で試す
通常の31日月だけで確認すると、短い月の不具合を見つけにくくなります。平年2月、うるう年2月、30日月の三つを試し、数式の末尾まで空欄になるか確認します。
休日やセール日を手入力している場合は、その印も更新が必要です。日付式を作っただけで祝日や店舗行事が最新になるわけではありません。
参考資料・記事について
公式資料の機能説明・制度案内を参照し、店舗向けの手順と記入例は当サイトで作成しています。想定例・試算は実在する店舗の実績ではありません。
- Microsoft:EOMONTH 関数確認日:2026年9月14日
よくある質問
B1に月の途中の日を入れると?
B3もその日から始まります。この練習例は月の1日を入れる前提です。入力ミスを防ぐため、セルの近くに「対象月の1日」と明記してください。
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