Excelのシフト表で人数を数える|COUNTIFで早番・遅番を集計
勤務コードを数えて日別人数を出す、最小構成の作り方です。範囲の固定、合計の確認、人数が合わないときの調べ方まで、10人分の例で説明します。
一日の入力欄を決める
新しい練習用シートでA1を氏名、B1を9月1日とし、A2:A11に10人の名前を入れます。B2:B11には「早・遅・休」だけを使います。以下は配布テンプレートとはセル位置が異なる独立した練習例です。
早番4人、遅番3人、休み3人のデータを作ってから数式を入力すると、正しく動くかを確認できます。空欄を休日扱いにしないでください。
勤務コードごとに式を作る
COUNTIFは、指定範囲で一つの条件に合うセルを数えます。文字列の条件は半角の二重引用符で囲みます。
B13:=COUNTIF(B$2:B$11,"早")
B14:=COUNTIF(B$2:B$11,"遅")
B15:=B13+B14| セル | 期待する結果 |
|---|---|
| B13(早番) | 4 |
| B14(遅番) | 3 |
| B15(出勤人数) | 7 |
この節の参照資料:Microsoft「COUNTIF 関数」
翌日へコピーして、参照先を確かめる
B13:B15をC13:C15へコピーすると、人数を数える列はCへ変わります。行番号の前の$で2〜11行を固定しているため、集計範囲の行は維持されます。数式バーを見て、C列を数えているか確認してください。
12行目にスタッフを追加した場合、B$2:B$11のままでは対象外です。スタッフ数を変えたときは最終行に早を一つ入れ、人数が一つ増えるかを試します。
数式を入力して、値が変わるところまで確認する
B2:B11へ10人分を入力したら、B13を選択して早番の式を入力します。式中のB$2:B$11は調べる範囲、「早」は一致させる文字です。早番が4件なら4と表示されます。次にB14へ遅番の式を入れ、3になれば、B15で合計7を確認できます。この段階では必要人数との比較ではなく、入力したコードを正しく数えられるかを検査しています。
続いて早を一件休へ変えます。B13が3、B15が6になれば、入力と集計がつながっています。元へ戻して4と7に戻ることも確かめてください。最初から一か月分の式を作るより、一日の結果を手で数えて一致させてからコピーする方が、誤った参照範囲を広げずに済みます。
翌日のC列へコピーすると、B$2:B$11はC$2:C$11へ変わります。列の前にドル記号を付けていないため日付の列が動き、行番号の前には付けているため2行目から11行目の範囲が維持されます。コピー後の式を選び、翌日の列を見ていることを確認します。結果が前日と同じだから正しいとは限らず、試しに翌日のコードを一件変えて確かめる必要があります。
人数が一人足りないときの調べ方
まず見た目が早のセルを選び、前後に空白がないか、別の文字になっていないかを確認します。COUNTIFのこの式は指定したコードと一致するセルを数えるため、「早番」へ表記を変えた行は早として集計されません。コード一覧を一つにし、入力規則で選択する運用にすると、自由入力による違いを減らせます。
次に最下行を確認します。11人目を12行目へ追加しても、式が11行目までなら追加分は数えません。範囲を更新したら、先頭と末尾に早を入れ、それぞれ集計へ加わるかを試します。人を削除した場合も、範囲と名簿の対応を見直します。
出勤人数7人という結果から、全時間帯に7人いるとは判断できません。早と遅の時間が重なる範囲、休憩、短時間勤務はこの式では区別していません。日別人数の確認を終えた後、時間帯の不足を調べたい場合は開始・終了を持つ別の表へ進みます。
合わないときはコードと範囲を調べる
「早 」のような末尾の空白、「早番」などの別表記は「早」と別の値です。色を付けただけのセルも、この式では数えません。元の意味を確認してコードをそろえ、入力規則で再発を減らします。
- 対象範囲に全員が入っているか。
- 早・遅・休の合計が回答済み人数と一致するか。
- 休憩や時間帯別の不足を、日別人数だけで判断していないか。
参考資料・記事について
公式資料の機能説明・制度案内を参照し、店舗向けの手順と記入例は当サイトで作成しています。想定例・試算は実在する店舗の実績ではありません。
- Microsoft:COUNTIF 関数確認日:2026年9月14日
よくある質問
一人に早と遅を両方入れる日はどうしますか?
この例は一人一日一コードです。分割勤務は一行一勤務区間の表へ分けて集計し、単純に早と遅の件数を足して人数としないでください。
無料Excel診断
現在のExcelを見ながら、改善できる工程を確認する。
希望回収、未提出確認、転記、Excel出力のどの工程を省力化できるかを無料で診断します。