ChatGPTでシフト案を作るプロンプト例|コピペ3パターン
AIにシフト作成を頼むとき、結果を左右するのは指示文です。条件を書き漏らすと、もっともらしいけれど使えない表が返ってきます。ここでは、小売店向けに3つの場面で指示文の例を用意しました。名前や条件は想定例なので、自店の内容に書き換えてください。
編集:シフトエンジン。本文の想定例は、店舗の条件に合わせて確認してお使いください。
実際に試す・記入する
- 休憩を含めたシフトの人数チェック
勤務時間と休憩時間を入力し、時間帯ごとの配置人数を確認できる無料ツール。必要人数を下回る区間を、休憩の開始・終了時刻も含めて表示します。
指示文に入れる5つの項目
どのAIを使う場合も、次の5項目を入れると崩れにくくなります。足りない項目があると、AIが自分で補ってしまうためです。
| 項目 | 書き方の例 | 書かないと起きやすいこと |
|---|---|---|
| 期間 | 10月第2週(月曜〜日曜) | 日付がずれる |
| 時間帯と必要人数 | 10〜13時は2人、13〜19時は3人 | 人数が足りない時間帯ができる |
| スタッフと勤務可能日 | Aは月〜金の10〜19時 | 働けない時間に入る |
| 守る条件 | 1日8時間以内、閉店作業はAとCのみ | 条件が無視される |
| 出力の形 | 日付を行、スタッフを列にした表 | 文章で返ってきて確認しにくい |
パターン1:1週間のシフト案を作る
最初に試すなら、この指示文です。スタッフは記号にしています。実際の勤務可能日と条件に書き換えて使ってください。
この入力例には、意図的に解消できない不足があります。月曜はAとEの2人しか勤務できないため、13:00〜19:00に必要な3人を満たせません。AIが完成表を返しても、この不足を明示していなければ不合格です。Eの勤務時間を延ばしたり、勤務不可のBを追加したりする修正は条件違反になります。
あなたは小売店のシフト作成を手伝うアシスタントです。次の条件で、1週間のシフト案を表で作ってください。
【期間】2026年11月2日(月)〜11月8日(日)
【営業時間】10:00〜19:00
【必要人数】10:00〜13:00は2人、13:00〜19:00は3人
【スタッフ】
- A:月〜金 10:00〜19:00
- B:火〜日 10:00〜17:00
- C:水〜日 12:00〜19:00
- D:土日のみ 10:00〜19:00
- E:月・木・金 13:00〜19:00
【条件】
- 実働は1日8時間以内。勤務区間と休憩の開始・終了を別々に記載する。休憩中は必要人数に数えない
- 閉店作業ができるのはAとCのみ。毎日どちらかが19:00まで勤務する
- 勤務可能日以外には割り当てない
出力は、日付を行、スタッフを列にした表にしてください。最後に、時間帯ごとの人数を数えた結果と、必要人数を満たせなかった時間帯があればその理由を書いてください。
- 条件を満たせない日は、勤務不可の人を追加せず「配置不可」と記載する。必要人数を勝手に減らさない。パターン2:人数が足りない時間帯を洗い出す
手作業で作った表や、パターン1で出た案を渡して、不足を探させる使い方です。AIの答えをうのみにせず、挙げられた時間帯を自分で数え直してください。
次のシフト表について、必要人数を下回っている時間帯を挙げてください。
【必要人数】10:00〜13:00は2人、13:00〜19:00は3人
【休憩】勤務表に記載した休憩開始・終了を使う。休憩中は売場の人数に数えない。休憩時刻が未入力なら推測せず「休憩情報不足」として、その時間帯の判定を保留する
【シフト表】
(ここに表を貼る)
時間帯ごとの人数を一覧にし、足りない箇所とその理由を示してください。推測した部分があれば、推測だと書いてください。パターン3:確定前の表を点検する
確定前の最終確認として、見落としやすい点を指定して点検させます。「問題ないか」と聞くだけでは見落としが残るため、確認項目を限定するのがコツです。
次のシフト表を、下の観点で点検してください。問題がなければ「該当なし」と書いてください。
【観点】
1. 勤務可能日以外に割り当てられている人がいないか
2. 1週間の勤務時間が40時間を超える人がいないか
3. 閉店時刻にAまたはCが勤務しているか
4. 連続して7日勤務になる人がいないか
【シフト表】
(ここに表を貼る)結果が崩れたときの直し方
期待どおりにならないときは、全体を作り直させず、直したい箇所だけを指定します。
- 場所と数字を示す:「水曜13時台が2人。3人にしてほしい」
- 条件を足して再作成する:「Bは火曜に入れない」と、追加の条件を明記する
- 一度に頼む範囲を狭める:1か月分でうまくいかなければ、1週間ごとに分ける
- 答えが長くなったら新しい会話で始める:条件を貼り直したほうが安定することがあります
出てきた案は、必ず人が検算する
AIの案は、時間帯ごとの人数を自分で数え、本人の希望と照らしてから使います。人数の数え方の手順は、無料の人数チェックツールでも確認できます。
この指示文で作れるのは下書きまでです。希望の回収や、確定版の共有は別の作業として残ります。
よくある質問
実際のスタッフ名を入れてもよいですか?
記号に置き換えて入力し、結果を受け取ってから名前に戻す方法をおすすめします。氏名や事情などシフト案に不要な情報は入れないでください。
ChatGPTでもClaudeでも同じ指示文が使えますか?
基本的に使えます。ただし返ってくる表の形や、条件の守り方はモデルによって違うため、同じ条件で試して比べてください。
休憩の入れ方もAIに任せられますか?
休憩の時刻を指定すれば反映させることはできますが、休憩中の人数が足りているかは人が確認してください。法令上の休憩の扱いはAIでは判断できません。
無料Excel診断
現在のExcelを見ながら、改善できる工程を確認する。
希望回収、未提出確認、転記、Excel出力のどの工程を省力化できるかを無料で診断します。